根室のいわゆるワンプレート洋食メニューは、エスカロップを始めとして、
カツを盛り付けたものが目立つ。
しかしオリエンタルライスの趣はいささか違う。
メインは、北海道ではサガリと呼ばれる肉のステーキ。
サガリは牛の横隔膜付近の肉で、内地人には“ハラミ”といえば
あぁあれかとわかっていただけるだろう。
このサガリ肉をカレー風味のピラフに乗せて、ドミグラスソースをかける。
美味い。
ワタシはエスカロップよりもこっちの方が好みだな。

エスカロップと違って、最初に作られた店や由来は定かでない。
が、根室にはエスカロップ発祥店以来の洋食文化があって、
その発展の中で誕生したメニューであるのは間違いない。
最近では現地のローカルコンビニの弁当メニューにまでなったらしいけど、
やはり食べるなら街なかの喫茶店・洋食店がいちばんだ。
漁師町から発展した根室には朝8~9時台から営業する店が多いのだが、
なんとその開店直後からオリエンタルライスなどの注文を受けてくれる。
実に素敵な街である。