「横手焼きそば」が誕生したのは終戦直後のこと。
ある屋台のお好み焼屋さんが、新たなメニューを模索した結果、出てきたアイディアが、
同じ鉄板の上で作れる焼きそばだった。
はじめは居酒屋で販売されていたものの、爆発的人気商品となり、
店舗を開いて販売することに。
やがて同じように焼きそばを商う者が増えていき、
一時は市内に100軒近くの焼きそば店が営業するほどであったという。

さて「横手焼きそば」の特徴は、麺とトッピングにある。
使うのは、太くてまっすぐな角麺。
蒸し麺ではなく茹でた麺を使用するため、一般的な焼きそばよりもやや柔らかめである。
紅ショウガではなく福神漬けが添えられる点も変わっているが、
なんといっても目を引くのは、麺の上に乗せられた目玉焼き。
まだトロリとした状態の黄身を崩し、麺と絡めていただく。
これがなかなか美味い。
このメニューのキモは、この半熟の目玉焼きにあるな。

2002年、同じく焼きそばの街として売り出していた
静岡県富士宮、群馬県太田と“三国同麺”なるものを結成。
そのせいか、「日本三大焼きそば」などと紹介されることがある。
こういうのはいち早く動いてアピールしたもん勝ちだなぁ。
フットワークのよい横手の人たちに拍手!