長崎県の佐世保は、日本のハンバーガー発祥の地だそうな。
昭和20年、敗戦により、各地の軍事拠点は米軍が接収。
日本海軍の軍港であった佐世保も、米軍兵士の闊歩する街へと変貌した。
「佐世保バーガー」は、そんな歴史を背景に誕生したのである。
アメリカ海軍の兵士からレシピを学び、彼ら向けに出していたものが
やがてそれぞれの店でのアレンジが加えられ、
いまでは街を代表するローカルフードへと育った、というわけ。
街の中心部を歩いてみると、ちょっとハデな看板・外装の
インディーなハンバーガーショップを、いくつも見つけることができる。

佐世保バーガーには、これといって約束事はない。
しかし、あえて挙げれば、手作りであること、
そして多めの具がしっかり入っていること、だろうか。
いくつかの店で食べてみたが、どこも作りたてだから美味い。
いろんな具が挟まっていて、頬張るのがちょっとたいへんなのだが、
口の中に広がるさまざまな味…あぁ食べてるなぁ♪って幸福感がある。
単に値段が安かったり、デカいというだけのものを出したりしている
某有名ハンバーガーチェーンとは、文字通りひと味違うんだよなぁ。

最近は「佐世保バーガー」を名乗る店が東京近辺にも、ジワリジワリと微増中。
今後さらに浸透していくことを期待している。