いつどのようにして始まったものかわからないが、
「つけけんちん」は茨城の“ご当地そば”と言ってしかるべきメニューだ。
どんなものかというと、名前のまんま。
もりそばだけど、つけダレがけんちん汁、というものなり。
温かいそばの上にけんちんの汁をかけ、具を乗せた「けんちんそば」は
ウチの近所の某店をはじめとして各所で提供されていると思うが、
この地ではどういうわけか、もりそばスタイルで広まっている模様。

つけ汁の“けんちん”の具は店によって微妙に変わるが
ダイコン、ニンジン、ゴボウ、サトイモなどの根菜類に、
キノコ、コンニャク、油揚げといったあたりの組み合わせ。
お肉がないとキレちゃうお子サマは敬遠するだろうが、
まぁ、比較的万人受けしそうな優しい味である。
個人的には、麺が山形の“そば街道”あたりで出てくる剛なタイプだとなお良し、と思ったが。

本来は秋冬の料理だったそうだが、年中提供してくれる店も多いらしい。
納豆だけが水戸名物ではないのヨ。