かつて群馬のあたりは二毛作が盛んであった。
当然、麦食・粉食の文化が発達する。
そんなわけで、時は江戸幕末、「焼きまんじゅう」は生まれた。
現在は隣県の近接区域にも広まっているようだが、
「焼きまんじゅう」といえば、やっぱり上州の郷土食。
見た目も含めてとても味のある店が点在している。

材料は、基本的に餡の入っていない“素まんじゅう”を使う。
竹串に刺し、表面に甘い味噌ダレを塗って、炭火で焙る。
発酵菌を混ぜて作られるまんじゅうは、ほのかに酒の香りがして
ワタシ好みの実に良い風味だ。
その焼き立てを頬張れば、フワフワモチモチとした食感。
やや焦げた味噌がまた香ばしく、美味い。
ガチガチになってしまうので、冷めないうちにいただこう。
ん~、お茶がほしくなるなぁ。
ちなみに、店によっては餡入りバージョンも食べられる。
これを現地では邪道という人が多いらしいが、
個人的にはこれはこれで美味しく、アリだと思う。

昨今の小麦価格高騰で値上げせざるをえなかったりと、
伝統の味を守るのもなかなか大変なようではあるが、
がんばれ、上州の焼きまんじゅう屋さん。