昨今はコンビニに押されて数が減る一方らしいが、
かつて、学校の近くには必ずといっていいほど
駄菓子屋(あるいは駄菓子屋的な店)が存在したものである。
しかし、駄菓子だけでは儲けはタカが知れている。
というわけで、ついでにおやつメニューを提供するところが現れた。
伊勢崎のもんじ焼き屋や、静岡の駄菓子屋系おでん屋などがその典型。
同様に、学校の近くの駄菓子屋で焼きそばを出す店も各所で見られる。
川越もその一例であるだろう。

さてその川越の焼きそばの特徴は、麺の太さ。
一般的な焼きそばの麺と比較して1.5倍ほどある。
もうちょっとで焼きうどんじゃないか!?…ってな具合だ。
どういう経緯でこのスタイルになったのかはわからない。
地元の製麺所のポリシー?

食べてみると、この太い麺がまたモチモチとしていて、ワタシ好み。
・・・と思ったのだが、店によって食感が大きく異なる。
焼き方、麺の蒸し方などの微妙な違いが影響しているのだろう。
まぁ、まだこのタイプの焼きそばを売る場所は数店しかないし、
ゆえに現時点では「川越太麺焼きそば」の定義もあいまいだから、
統一性といったら・・・
 ◆太い麺を使用する
 ◆昔ながらのソース味で、具はキャベツのみ
程度にとどまっているのは、仕方のないところであろう。

埼玉県各地のご当地B級グルメを集めたイベントには出品されているが、
まだまだ地域を挙げて盛り上げていこうという雰囲気ではない。
いうなれば、下地はできているが未完成段階のローカルB級グルメ。
これから発展するのか、それともあえなくしぼんでいってしまうのか?
おもしろいテキストとなると思う。