串かつというと日本全国どこにでもあると思われるが、 ワタシが好きなのは大阪のものである。
他の地域では、小麦粉、溶き卵、そしてパン粉という順に、
トンカツなどと同様のコロモをつけて揚げるわけだが、大阪ではちと違う。
まずは小麦粉を水で溶いてドロッとした状態になったものに具材を浸し、
パン粉をまぶして揚げるのだ。
このコロモの土台となる小麦粉溶液(?)、かなり粘り気がある。
単に水だけでなく、すりおろしたヤマイモを混ぜているのであろう。
そうか、お好み焼きの生地と同じだ。
大阪の串かつは、揚げモンであるが実は粉モンでもあるのだな。

あしらいが上品だったり、いろんなソースを用意する店もあるが、
やはり大阪らしさを味わうなら、
 ・立ち食い、あるいは座ってもカウンター席
 ・つけるのはサラッとしたウスターソース
 ・深めの容器に入ったソース(他の客と共用)にドボンとつけていただく
 ・もちろんソース2度づけ禁止
 ・添え物のキャベツ食べ放題
のお店に行くべし。
関西以外の方、アウェー度が高いだなんだと尻込みしてはいけない。
こういう店に入ってこそ、旅する価値が生まれるってものだ。

中でも雰囲気的におすすめしたいのは通天閣付近の通称・新世界、
そしてそこから続くジャンジャン横丁の店・・・であったのだが
先日久しぶりに現地へ行って驚いた。
新世界界隈、もうホント串かつ屋だらけ。
確かに前から多いちゃ多かったけど、こんなに軒を連ねていたっけ?
儲かるのね、串かつって。