「バリそば」は、山口市周辺で食べられている麺料理である。
揚げ麺を使っており、食べるときにバリバリッとするから「バリそば」。
戦後、台湾の麺料理を参考に作られたものらしい。

その構造はいわゆるかた焼きそばや皿うどんに似ており、
揚げた麺の上に、キャベツ、タケノコ、キクラゲなどの野菜を入れた、
とろみがかったあんがかけられている。
しかし、揚げ麺は太めのものを使用。
また、あんはとろみが薄く、スープ状である。
そしてそのスープあんは、鶏ガラベースではあるのだが、
酢がきいていてちょっと酸っぱめ。
なるほど、かた焼きそばや皿うどんとはちょっと違う料理だな。

メニューとして出す店はまだ少ない。
山口以外の人にも少しずつ知られてきてはいるようだが、
今後“ご当地グルメ”としてヒットするにはもう少し時間がかかりそうに思う。