南大阪名物「かすうどん」。
“かす”って天カス? 「たぬきうどん」のこと?
…なんて思ったアナタ、まったく違いまっせ~。
ここでワタシがご紹介するのはローカルB級グルメ。
たぬきうどんの如きポピュラーなメニューは語らない。

じゃあ“かす”って何なのよ!? という問いにまずはお答えしよう。
うどんに乗せるのは、天カスではなく油かす。
すなわち、食肉から油脂を抽出した残りカス、である。
一般的には、牛の腸を油で揚げ、小片にカットしたものが使われるようだ。
この油かす、たかが残りカスと侮るなかれ。
熱することで余分な油の抜けたカスには、肉の旨みが凝縮。
高タンパク、かつコラーゲンたっぷりの食材なのだ。
外側はカリカリ、噛めば香ばしい風味。
そして中はプルプル、ほのかな甘みがジュワッと口の中に広がる。
昆布だしベースの汁とあいまって、う~~ん、なかなかに美味い。

食肉を扱う場所が近くにある大阪府南部のローカル食だったが、
最近では大阪の市街地でも扱う店が増えている模様。
東京にも広まらんかなぁ~。